キャンプでは「寝る」「食べる」「暗くならない」この3つを確保できれば、まず困ることはありません。
前編では雨風をしのいで「寝るための道具」選びを紹介しました。
後編は「食事と明かりの道具」の選び方を紹介します。
食事と明かりの道具
キャンプ場で夜のくつろぐ時間と早朝に外で飲むコーヒー。
私はこのためにキャンプしているようなものです。
そのために必要なランタン・バーナー・クッカー道具3点です。
4 ランタン

キャンプで使うランタンには、燃料の違いによってガソリン、オイル、ガスなどありますが、キャンプツーリングを始めるにあたり、まず用意したいのは電池で手軽に使える「LEDランタン」です。
LEDランタンは、明るくコンパクトなモデルも多いのでバイクへの積載も悩む必要はありません。
ほぼメンテナンスフリーで、やることといえば電池の管理くらいです。
また火を使わないので、テント内でも問題なく使えます。
注意:ランタンに限らず火を使う器具は酸欠から一酸化炭素中毒の危険があります。
テント内(インナーテント内)での使用は絶対にNG!
良いことだらけのLEDランタンですが、ひとつ欠点を挙げるとすれば、
火を灯すランタンに比べて明かりの雰囲気が少し物足りない点でしょう。
ただ、これは電気なので仕方ない部分でもあります。。
乾電池と充電式
数あるLEDランタンからどれを選ぶかとなった時は、ご自身の気に入ったデザインで明るさもソロでの使用なら100lm(ルーメン)もあれば十分です。
逆に明るすぎるとご近所さんの迷惑になることもあるので気を付けましょう。
ここで二つの選択肢が出てきます。
乾電池式と充電式です。
乾電池式
乾電池式のメリットですがやり、お手軽な使用感。
キャンプ場に着いて電池の入れ替えですぐ使える事。
ロングツーリングで電池が切れてもどこでも購入できるので安心です。
デメリットは、電池の消費量が多くなりがちな点です。
私の場合、真っ暗な中での電池交換が嫌なので、暗くなってきたら切れる前に新しい電池に交換してしまいます。
その結果、まだ使えるはずの電池を捨ててしまい、もったいないと感じることがあります。
充電式
充電式のメリットは、常に最大の明るさで使えることと、ランニングコストがほぼゼロな点です。
電池交換が不要なので、ゴミが出ないのも魅力です。
デメリットは、充電を忘れるとすぐに使えないこと。
また、使い方によっては内蔵バッテリーの寿命が短くなる可能性があります
LEDランタン選び結論
最初の一個目のランタンとしておすすめは「充電式」です。
実際に使ってみて感じたのは、電池交換の手間やコスト、ゴミが出ないメリットの大きさです。
充電を忘れた場合でも、ツーリングに限らず一泊以上の外出ではモバイルバッテリーを持っている方が多いと思います。
明るいうちにキャンプ場へ到着し、すぐ充電を始めれば十分対応できます。
充電式LEDランタンの記事はこちら
5 ガスバーナー
いろいろな種類のバーナーがありますが、最初におすすめするのはガスバーナーです。
他の燃料のバーナーと比べ使い勝手の良さで断トツです。
ツーリングにバナーって必要?ってなると絶対に必要なわけではありません。
食事はスーパーの総菜やコンビニ弁当で済ませようと考える方もいると思います。
本格的な自炊をしなくてもバーナーを持っていることでスーパーで買ってきた総菜を温めたり、お湯を沸かしたりと何かと便利なので一つ持っておくと良いと思います。
お惣菜の焼きそば~
ガス缶の種類 OD缶とCB缶
OD:アウトドア CB:カセットボンベ

ガスバーナーには使用するガス缶(ガスカートリッジ)で二つの種類に分かれます。
OD缶専用のガスバーナーとCB缶専用のガスバーナーがあります。
それぞれに互換性はありません、専用のガス缶を使用します。
私はCB缶を使用するガスバーナーを使ったことはありません。
個人的な意見になりますが、できるだけコンパクトにしたいのでお勧めはOD缶用ガスバーナーをおすすめします。
使用するクッカーによっては、OD缶ならクッカー内に収納することも可能です。
OD缶のデメリットは値段が高い。
購入もアウトドア用品を扱う専門店、一部のホームセンターなどに限られること。
CB缶はコストパフォーマンスが良く、スーパーでも購入できる手軽さがあります。
バーナー本体もOD缶用に比べて安価です。
余ったガスは自宅のカセットコンロで使えるのもメリットです。
実際にキャンプツーリングへ行くと、CB缶用を使っている方も多く見かけます。CB缶のバーナーで気になる点はガス缶を横にして接続するのでスペースを使うこと。
登山や冬キャンプでなければ、使用環境としても問題ないので、最終的には好みで選んで良いと思います。
バーナーの形状、一体型と分離型
画像はOD缶を使用するバーナーです。

一体型とはバーナー本体をガス缶に直接取り付けて使用するタイプ。
使用中もスペースを取らず収納サイズもコンパクトです。
初心者でも扱いやすく各メーカーから多くの商品が出ているのもこのタイプ。
使用時の注意点として、バーナー本体とガス缶が近いため輻射熱に注意が必要です。
鉄板など熱を持ちやすい調理器具を使うと、ガス缶が過熱し、爆発する危険があります。
一体型での使用は避けましょう。
分離型はバーナー本体とガス缶をホースで接続するタイプです。
ガス缶を離して設置できるため、輻射熱の心配が減ります。
その反面、使用中のスペースはやや広くなり、収納サイズも一体型より大きくなります。
バーナー選びの結論
最初の一個目は
・バーナー本体はコンパクトな一体型がおすすめ。
・CB缶用バーナーかOD缶用バーナーは自分の目指すスタイルで選ぶ。
注意:CB缶とOD缶に互換性はありません。
6 クッカー
クッカーも検索すればいろんな商品があり迷いに迷うと思います。
まず移動はバイクなので重さは気にしなくていいです。
大事なのは丁度良い大きさを見つける事。
軽くてコンパクトな物に目が行くかもしれませんがコンパクトすぎるとできることが限られてしまい袋麺を茹でるのに四苦八苦することも…
袋麺を茹でるなら

私の経験では、直径は13cm以上、深さは7cm以上。
このサイズがあれば問題なく茹でられます。
最悪、袋麺を半分に割れば入ります。
炊飯も可能な大きさで、パックご飯なら半分ほど浸かります。
OD缶をスタッキング

クッカーの中に標準的な大きさの250のOD缶をスタッキングしたい場合は
内径12cm、深さ9.5cm以上。
内側にコーティングがしてあるクッカーにガス缶をスタッキングする場合はキズ防止のためにビニール袋などで対策が必要です。
材質
代表的な材質は、アルミ・チタン・ステンレスの3つです。
最初の1個目に買うならお勧めはアルミ製クッカー。
アルミ製クッカーは、チタンやステンレスと比較して、価格、重量、熱伝導率のバランスが非常に優れているため、多くのメーカーから商品が出ています。
熱伝導が良いと全体にじわじわと熱が回るため、焦げ付きとか失敗は減ります。
米を炊くならチタン製はあまりおすすめしません。
火加減の調整が難しく、焦げやすいからです。
私は炊飯用にアルミ製クッカーを買い足しました。
クッカー選びの結論
袋麺なら・・・直径は13cm以上、深さは7cm以上
OD缶をスタッキング・・・内径12cm、深さ9.5cm以上
材質は・・・アルミ製クッカー
まとめ
前編・後編と長くなりましたが、今回紹介したのは、
私がキャンプツーリングを始めたときに揃えた最低限の道具です。
テーブルやチェアなど、快適に過ごすための道具は他にもたくさんあります。
自宅にあるもので流用できるものもあります。
まずは近場で、気軽にキャンプツーリングを試してみましょう。