ジロのスローなバイク旅

~のんびりツーリングを楽しむために~

ガスランタンの魅力と使い方 15年以上使って分かったポイントを解説



ガスランタンは、LEDにはない独特の

「キャンプらしさ」を演出してくれる、非常に魅力的なアイテムです。

私もツーリングでは「プリムスP-531A」を15年以上使い続けています。

この記事では、そんなガスランタンの特徴や魅力を、初心者の方にも分かりやすく整理してみました。

 

 

ガスランタンとは?

ガスランタンとは、ガス缶の燃料を燃焼させ、その熱で発光体(マントル)を光らせる照明器具です。

使い方はとてもシンプルで、ガス缶をセットして点火するだけ。

暖かみのある、火を使ったやさしい光を楽しむことができます。

 

照明としての比較

キャンプの照明といえば、現在はLEDランタンが主流です。

ここではLEDとガスランタンの違いを整理してみます。

※どちらが優れているかではなく、「特徴の違い」として見てください。

 

特徴 ガスランタン LEDランタン
 明るさ  明るく雰囲気が良い  明るいが直線的で平坦な明かり
 手軽さ  マントルの準備が必要

 スイッチ一つで非常に高い

 安全性

 火の取り扱い

 換気が必要

 非常に高い
 維持費

 燃費が悪い

 ガス缶の購入費

 電池の購入。

 バッテリー内臓は充電のみ

 

上記の通り、手軽さという点ではLEDに分があります。

ガスランタンは、ガス缶やマントルの管理など、多少の手間がかかります。

ですが、その手間を補って余りある魅力があるのも事実です。

 

ガスランタンの利点

• 雰囲気と光の質

光が暖かく、周囲を柔らかく照らします。

明るすぎず暗すぎずのんびり夜を過ごすにはちょうど良い。

燃焼時の「シュー」という静かな音も、キャンプらしさを引き立ててくれます。

 

・温かい

見た目は小さいですが意外に温かい。

例えば北海道ツーリングでは、お盆の時期でも道北・道東では夜に冷え込むことがあります。
そんな時、ランタンをテーブルの上など近くに置くだけで体感温度が変わります。

 

※注意
一酸化炭素中毒の危険があるため、テント内で燃焼器具は絶対に使用しないでください。

 

・ガスを無駄なく使い切れる

ガスバーナーと同じメーカーのガス缶を使っている場合、ランタンと共用できます。

例えば、
「このガスでラーメンを作れるか微妙…」
という状況、ありませんか?

そんな時は、残ったガス缶をランタンで使い切ることができます。

中途半端に余ったガス缶を持ち帰る必要がなくなるのは、意外と便利なポイントです。

 

マントルの空焼き

使う前に行う作業があります。

マントルの空焼きです。

マントルとは熱せられて発光する部分で、電球のフィラメントのような役割です。

布みたいな質感のマントルを燃やして灰の殻を作ります。

初めて使う時、移動中の振動などでマントルが外れて壊れた時などにおこないます。

難しそう?

と思うかもしれませんが、意外と簡単です。

取り付けが終われば後は燃やすだけです。

 

空焼きの手順

プリムスP-531を使って手順を説明します。

 

1. マントルを装着する

バーナー本体に、マントルをかぶせていきます。

マントル空焼き手順,

穴が大きい方(白い糸が出ている面)が下側はなるので差し込んでいきます。

下側をノズルのくびれた部分まで入れたら電極の先端が中に刺さった状態にする。

マントルを燃焼部に付けた様子

この時、マントルが突っ張っていたら差し直す。

 

2. ライターで火をつける

ライターやマッチでマントルの下の方から直接火をつけます。

 

マントルに火をつけて燃えた様子

何ヶ所かつけて均等に燃え広がるようにします。

 

 

3. ガスを出して仕上げる

全周に火がついたら少しガスを出して焼く。

ガスを出してマントルが白くなるまで燃やした様子

全体が白く焼けたら完成。

安いニンニクみたいな形になってますが上手な人がやると丸くなります。

先端に黒い燃え残りみたいなのがあってもしばらくしたら白くなるので心配なし。

ホヤをつける時に触って壊さないよう注意です。

 

移動中のマントル破損対策

移動中の振動で、マントルが壊れてしまうことがあります。

完全に防ぐのは難しいですが、私は以下の方法で対策しています。

・収納ケースごとタオルで包む
・ランタンを立てた状態で固定する
・バッグの角に押し付けて動かないようにする

ちょっとした工夫ですが、持ちがかなり変わります。

マントルの予備も忘れずに。

 

まとめ

ガスランタンは、手間がかかる分だけ、LEDにはない魅力を持った照明です。

やわらかい光や静かな燃焼音は、キャンプの時間をより特別なものにしてくれます。
さらに、暖を取れたり、ガスを無駄なく使い切れたりと、実用面でもしっかり役立ちます。

最初はマントルの扱いに戸惑うかもしれませんが、一度覚えてしまえば難しいものではありません。

またマントルを使わないキャンドル風のガスランタンもあるので

「雰囲気も楽しみたい」

そんな方には、ぜひ一度使ってみてほしいアイテムです。